鑑賞順その1 OVA『天地無用!魎皇鬼』シリーズ 
 これがそもそもの始まりであり原作です。第1期から第2期までの13話分は(株)ジェネオン(旧パイオニアLDC)からの発売、第3期の7話分は(株)バップからリリースされています。まずはコレを第2期まで見ましょう。第3期はちょっと待ってから。
鑑賞順その2 小説『真・天地無用!魎皇鬼』シリーズ
 OVAを第2期まで見たら、ここで富士見ファンタジア文庫から3冊発売されている『真・〜』シリーズを読みましょう。登場人物や世界観の歴史背景や舞台裏が詳しくわかるので、物語りがグッと深まります。
 補足映像としては、『天地無用!の内祝い』『天地無用!秘密鍋』(共にVAP)をこの時点で見ておくと、モアベター。
 これらをクリアしてからOVA第3期を見るのがお薦め。
鑑賞順その3 TV『天地無用!GXP』シリーズ&同小説シリーズ&同コミックス
 OVA第3期の1年後という設定で、天地の後輩にあたる山田西南くんを主人公にして、GP、アカデミー、樹雷を舞台に小説のキャラクターがわんさか出て来るお楽しみシリーズ。もちろん地球に帰れば天地もいる。全26話のドタバタ劇。現在2巻目まで発売されている小説版はアニメを見てからの方がお薦めです。コミック版は導入的な作りになっているので、アニメの前に読んでもらってOKです。
 ここまでが『梶島版』と呼ばれる天地無用!作品群です。そもそもOVA『天地無用!魎皇鬼』は梶島正樹・林宏樹という2人の原作者によって始まりました。『スゴい人たちの日常』をメインに描く梶島演出とは別に、よりエンタテイメント色を強くした方向なのがTV版・劇場版と続く作品群です。登場するキャラはほぼ同じですが、設定自体が微妙に変えてありますから、ある意味全く別の物語として考えないと混乱しちゃいます。

鑑賞順その4 小説『天地無用!魎皇鬼』&
       コミック版『天地
無用!魎皇鬼』『新・天地無用!魎皇鬼』

 長谷川菜穂子著の小説シリーズは、その後のエンタテイメント化の基本型です。ここで美星の名パートナー・GP清音が生まれました。
 奥田ひとし著のコミック版は梶島版設定を基本にしながらも、独自のエピソードとキャラクターを盛り込みつつ、最も長期間に渡って提供され続けた天地作品です。
※富士見ファンタジア文庫刊の長谷川菜穂子著『天地無用!魎皇鬼』シリーズは現在品切れとなっています。
書店在庫のみの状態ですので、根性で探しましょう。
鑑賞順その5 TV『天地無用!』シリーズ
 OVAの人気を受けて制作された全26話。マスメディアの威力は抜群で、一気にビッグタイトルに。従ってここから入った人が圧倒的多数。地球編・特別興行編・宇宙編に分かれて様々なエピソードと独自のキャラが登場します。
鑑賞順その6 劇場版『天地無用!in Love』『天地無用!in Love 2』
       『天地無用!真夏のイヴ』
 TVからの流れを汲んで、遂にスクリーンデビューしちゃいました。この3本はそれぞれストーリー的には独立していますが、『in Love』は第1作らしく大スペクタクルで緻密なストーリー。『真夏のイヴ』はスラップスティック、『in Love 2』はエンタメ系天地にひとつの終止符を打つ作品です。順番はお好みで。ちなみにそれぞれ小説版も出てます。
鑑賞順その7 TV『新・天地無用!』シリーズ
 天地くんが東京に転校するという、かなり思いきった設定変更と、天地シリーズ最強のハイスピード・ドタバタの連続で異彩を放つ、全26話。小説版もあります。
 シリーズ独自のNEWヒロイン神代佐久耶は<くましろ さくや>と読みます。ラブコメなのにラストはズシッとくる運命が…。
 ここまで来れば、天地無用!という作品群の構造もほとんど把握できるので、お好みに合わせてCDやゲーム、解説本など探してみるのがいいでしょう。ただし、どれももう発売からかなり経過しているので、それなりに努力は必要です。

鑑賞順その8 『魔法少女プリティ・サミー』OVA・TV・コミック・小説
 キャラと設定をもじって制作された、オフィシャルなパロディ作品です。天地無用!本編とは物語上は全く関係ありません。完全な『お遊び』感覚で楽しみましょう。OVA全3作が先でTV全26話がその後。コミック版はどのタイミングで読んでもでもOKです。小説版はアニメ鑑賞後をお薦めします。